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2025.05.12

【注意喚起】百日咳が全国で急増中!当院では「鼻から15分」でわかる迅速検査を導入しました

2025年現在、日本では百日咳の感染が再び注目されています。特に大阪府では感染者数が急増し、乳児の死亡例も報告されており、非常に深刻な状況です。

4月6日~12日の1週間で、全国の新規感染者数は1,222人に達し、前週から約500人増加しました。これは2018年以降で最多の週次報告数です。

2025年の累計感染者数はすでに7,084人となり、前年(2024年)の年間累計(4,054人)を大きく上回っています。

【注意喚起】百日咳が全国で急増中!当院では「鼻から15分」でわかる迅速検査を導入しました

百日咳とは?

百日咳(ひゃくにちぜき)は「百日咳菌」による感染症で、咳が長期間(ときに数ヶ月)続くのが特徴です。特に乳児や高齢者では、重症化することがあるため注意が必要です。

主な症状

  • 初期(カタル期):風邪のような症状(鼻水、くしゃみ、軽い咳)
  • 痙咳期:連続する激しい咳発作と「ヒュー」という吸気音
  • 回復期:咳が少しずつ和らぐが、長引く

なぜ今、流行しているの?

百日咳ワクチンは乳幼児期に接種されますが、5~10年ほどで抗体が減少します。そのため、思春期~大人にも感染のリスクがあり、感染源にもなりえます。

予防と対策

  • ワクチンの追加接種(特に乳児に接する方)
  • マスク・手洗い・うがいの徹底
  • 咳が続く場合は早めの受診

当院では「迅速検査」を導入しています!

15分で結果がわかる、鼻からの百日咳迅速検査を当院では導入しています。
「咳が長引く」「家族に赤ちゃんがいる」「周囲にうつしたくない」など、不安がある方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

百日咳は「子どもの病気」と思われがちですが、大人もかかり、うつす可能性があります。
日々の予防と、早期の対応が何より大切です。当院でも引き続き感染対策を徹底し、皆様の健康を守るお手伝いをいたします。