赤ちゃん・子供のスキンケアと保湿剤の塗り方

スキンケアについて

  • 皮膚を健康に保つためには毎日のスキンケアが大切。
  • 生まれてすぐのスキンケアで、その後お子さんのアトピー性皮膚炎・皮脂欠乏湿疹・アレルギーや喘息症状の減少につながります。
皮膚バリア減少 → 乾燥 → ドライスキン
バリア機能の角層が剥がれる → 刺激を受けやすい。(アトピー性皮膚炎)
痒み → 掻くことで皮膚状態悪化の悪循環

スキンケアについて

皮脂について

皮脂量は新生児から乳幼児では成人に比べ低い

皮脂量は新生児から乳幼児では成人に比べ低い

出生3ヶ月まで額・鼻に皮脂量が多い。3ヶ月を過ぎると急激に減少。

出生3ヶ月まで額・鼻に皮脂量が多い。3ヶ月を過ぎると急激に減少。

新生児では額などに皮脂が多く、乳児脂漏性皮膚炎や新生児ざ瘡を生じやすい。

新生児では額などに皮脂が多く、乳児脂漏性皮膚炎や新生児ざ瘡を生じやすい。

皮脂欠乏について

皮脂欠乏

項目 内容
年齢 乳幼児・小児・高齢者
季節 秋 - 冬
環境 洗い過ぎ・過度の冷暖房使用
疾患 アトピー性皮膚炎・糖尿病・透析

症状

皮脂欠乏の症状

※アトピー性皮膚炎(AD)では、特に角質細胞間質が減少し皮膚が乾燥する。

スキンケアのために保湿剤を!

保湿剤の役割とは?

健康は皮膚には、角層(表皮の一番外側の層)のバリアが機能しています。このバリアによって、水分の過剰な蒸散や刺激から皮膚を守っているのです。
しかし、皮膚が乾燥してしまうと、「ドライスキン」という状態になり、この角層のバリアが正しく機能しなくなります。
そういったときに使用されるのが保湿剤です。水分の蒸散を適度に抑え、乾燥した皮膚に水分を与えます。大人の場合、美容のために使用される方も多いかもしれませんが、お子さんの肌の健康を守り、病気を予防する重要な役割を果たしています。

どんな保湿剤を使えばいいの?

保湿剤は、その性質ごとに、季節ごとに使い分けるのが良いでしょう。
軟膏であれば秋から冬にかけて、ローションであれば春から秋にかけて、フォーム(泡タイプ。ローションより水分が多く伸びが良い)は夏場を中心に使用するのが一般的です。クリームは一年中使いやすいタイプです。
さまざまな種類の保湿剤が市販されていますので、できればお子さんの好きなにおいのものを選んであげてください。

保湿剤の種類・特徴

種類 特徴
ヘパリン類似用物質含有製剤 吸湿し角層に水分を付与 → 持続的な保湿効果
尿素製剤 吸湿し角層に水分を付与。角質を溶かすため皮膚バリアが弱いと刺激あり
ワセリン 油が皮膜になり皮膚を覆う。水分蒸発を防ぐ。ベタつく。

石鹸の種類・泡立て方

ペットボトルに水・液体石鹸を入れて振る

塗り薬

  • 皮膚に赤み(炎症) → ステロイド外用
  • 赤みが無くなったら先生の指示に従って塗る回数を減らしましょう。
  • ステロイドや保湿剤は1日2−3回がおすすめです。2回以上塗るとあまり効果がなくなるというデータもありますが、個人的にはいつもしっとりしている方が良いと考えています。 

塗り薬

保湿剤の塗り方・量についての動画

軟膏・クリーム、ローション、フォームの塗り方

軟膏・クリームは指先につけて皮膚をカバーするように、ローション・フォームは手のひらで伸ばして薄く塗ると良いでしょう。
軟膏は、冬場などに少し硬くなることがあります。一度手のひらに出して、体温で温めてから使用すると塗りやすくなります。

より効果的に塗るために

お風呂からあがってすぐに塗る

入浴直後は、お肌に水分が吸収されている状態です。お風呂からあがってすぐに保湿剤を塗ると効果的です。
時間が経つと、逆にお肌が乾燥してしまいます。

化粧水で皮膚を湿らせてから塗る

保湿剤には水分の蒸散を適度に防ぐ効果があります。化粧水でお肌に水分を吸収させてから保湿剤を塗ると、中に水分を閉じ込めることができ、保湿効果が高まります。

子どもの部位別の塗り方

顔・頭

おでこ、鼻、ほっぺた、顎と分けて塗ると保湿剤を広げやすくなります。目のまわり、口のまわり、小鼻の脇、耳の後ろや耳たぶの下にもしっかりと塗っていきましょう。
頭は、髪の毛をかきあげて部分的に塗ってあげてください。髪の毛にまとわりつかないフォーム、ローションが良いでしょう。

からだ

塗る面積が広い場合には、保湿剤を点在させて、それから手のひらで広げてあげると良いでしょう。
腋の下にも塗ってあげましょう。

手・足

お母さん、お父さんの指先で保湿剤を広げて塗ってあげましょう。指と指の間、手首・足首にもしっかりと塗ってあげてください。

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